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2012. 01. 02  
古名刀の実力
宮大工最後の頭領と云われた常岡さんの話
回廊の丸柱を部分修理するにあたって、自分がやった
仕事と過去の仕事が見比べることになる。
やはりそこは職人の誇り、劣る仕事をしたくない。
彼は鎌倉時代の鉄を集めて槍鉋を造らせた。此れ以後の刃物
だと明らかに仕事が劣る。気に入らなかったと話されている。

平安時代備中備前に正恒銘の太刀がある。なかでも有名なのが
灯籠切り。

かの太刀を帯びた武士がほろ酔い機嫌で我が家に向かっていると
目の前に化け物が現れた。腰のものを一振りして我が家で次の日
のあさまで眠っていると、表が騒がしい。起きて何事かと訪ねると
近くのお宮の灯籠が切られているとのこと。
思い当たる彼は腰のものを調べたが傷もない曲がっても居ない
まして刃こぼれひとつない。
この太刀は自分ごときが持つものではないと想い、かのお宮に
奉納した。この太刀は国宝として今も存在している。

さて南北朝以前と以後、何が変化したのか、このなぞを
入道に聞いてみたがわしゃしらんであった。
「うそつけ」とぼけおって。


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2012. 01. 02  
総社市で穴窯を築いて試みた天目への挑戦でほぼ
自分が思い描くことが間違いではないとの確信は
得た。しかし、この場所で穴窯を焼くことは出来ない
問題は煙である。
やはり山奥に入らないとどうしようもない。縁あって
新庄に窯場を移したが今度は湧き水と雪になやまされ
想う温度に上がらない。もんもんとするなかで
数年が流れた。
ある日入道から☎がきた
「弥生の土器と一緒に鋼が出よった。取りにこんか」
行きました、確かに土器は弥生中期あたりのものが数点
ありました。
「全部はだめよ。あしたお上が見に来るんで少しは残し
ておかんとな」
ありがとさん。袋に詰め込んだ鋼はざっと100キロ
戴きました。
そしてしばらくして彼は病み連絡を受けお見舞いにいくと
「あんたとわしはトムとジェリ-だったな」
神明入道藤本昭安らかに御休みください。








プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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