--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012. 01. 26  
私が所有する鋼は曜変の色を持っている。これを釉薬にして
みても材料が持っている色が現れない。おもいあまって入道
に聞くと「すでに出来ている」という。彼の眼で視れば
そうかもしれない。そうではなく誰の眼にも解るのでないと
意味が無い「雰囲気よ炎の」そう言い残して数年後不帰の人
となった。わたしはこの雰囲気を掴むのに十数年かかった。
わたしはデ-タ-とか分析とかは信用しない。
電気窯とかガス窯であれば多少は役に立つ。自然相手の松割り
木で焼く窯であればなんの役にも立たない。まして釉に使う
鋼そのものが自然のもので鉄いがいのものを人工的に混ぜては
いない。
入道のいう雰囲気をつかむ以外に方法が無い。これを解ると云
うことは自分が自然の前に徹底的に謙虚にさせられることでも
ある。
空海の云う大日如来が地上の生き物に送る波動を感じ、これと
呼応する。祈りしかない。わたしの使う鋼はあと35パ-セントに
何があるのか知らない。その必要もない。美しい作品が
出来ればそれで良いと想っている。




スポンサーサイト
2012. 01. 26  
前に上田社長の所で書きましたが数点出来たのみで材料が無く
なりました。
万策尽きて数年後、入道から連絡がありました。「弥生の土器
と鋼が出土した見に来んか」であった。以前彼は日本で刃物の
生産を弥生前期頃と言っていたが...。なんとそれを証明すかの
ように土器と鋼それに炉壁等が出ていた。このときの鋼は今も
所有している。
このことがあってしばらくして、筑波大学の高野教授が我が家に
こられた。彼は古代の学問の権威とか。「古代の文化を見下げて
物を云う人間が多い中であんたはその逆の説を云われているが」
人間退化している。あれですか「そう実は私もその説賛成でして」
ま、あれこれ話されたあと例の鋼を見せた「こんなの初めてです
大学で分析したいが」お断りします。ま私のゆめを実現させる方が
先でして。「あなたは古代と現代、鋼が変化していると云われるが
元素は変化しない」しかし此れを取り巻く環境が変化しています
この鋼は元素65パ-セントです。「なるほどこの色はあなたの
求める曜変の色が観えますね」そのとうりです。
この材料で数点の作品が出来たところで上田さんに電話した。
「父は昨年他界しましたが」であった。


プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
メールフォーム

*上(別窓)のメールフォームが表示・動作しない場合はこちら

カレンダー
12 | 2012/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。