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2013. 12. 04  
錦織りなす秋の山の景色も忍び寄る寒さとともに色が褪せて師走
ともなれば雪が似合う風情です。
こういった景色を眺めていると物のあわれを感じます。
此所は出雲神話の舞台、日本という島の根っこであれば歴史は古
い。そこには人の営みがあり、栄枯盛衰がある。
もう随分前に奈良の赤肌焼に友人を訪ねた折にその窯場の傍が
平城京址でその場に立つと空気が違っていた。
古丹波と呼ばれる作品が焼かれた場所、三本峠には江戸時代より
古い窯があり、その中にたたずんで想いを巡らしていると声では
ない声、波動が聞こえてきた。
山の斜面になまずの寝床のような形に穴をあけてこれに作品を入
れて焼いていた。
1280度あたりの温度なんだけれどなぜか作品は1330度で焼いた
くらいに焼けている。
このことは窯自体の温度を上げるのに長い時間がかかっていた。
短時間で焼くのと時間をかけるのとでは内容が変わる。

約500年位以前に築いた窯とほぼ同じ窯を今回築いた。
それはかって三本峠の窯で聴いた声に答えてのものである。
穴䆴はその周囲の環境をもろに受け止める。
大雨が降れば竃の中は川になる。燃料にしても松割り木のみで
はない。竃の周りに自生する樹木は全て使う。
このような過酷な条件のなかで物造りをすることは大量生産とは
ちがう世界がある。
私がこの三本峠の穴䆴を訪ねたのは二十歳。職人修行中のときで
あった。













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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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