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2013. 12. 06  
十代前半から窯元でどろんこになってとにかく与えられた湯のみ
とか小皿とかを寸法どうりに造る。ま、五年くらいやっていれば
職人のたまごぐらいにはなっていたかなあ。
いまになってあれこれ理屈が言えるんだけれど、当時自分の将来
を深く考えてはいなかった。
まあ職人になるには理屈ぬきで与えられた仕事をこなす。型には
まることが大切とはいえる。
そんなある日古丹波の作品はいったいどのような窯で焼かれたん
かなあとぼんやり想っていると年配の職人さんが三本峠の穴䆴の
所在を教えてくれた。
さすがに500年位放置されていて外形はいたんでいたが中に入る
と当時をしのぶことは出来た。
この形式の竃は戦乱の時代。平安、鎌倉、室町そんな時代に築か
れ今は廃墟である。
この竃がすたれ登窯に移行して今日までをみてこれはと思う作品
はない。土を最大限美しく焼くには穴䆴しか無いのではないか。

十年くらい後再度此所を尋ねたが新しい道が出来ていてもはやそ
こには面影も無かった。
最初此所を尋ねたときにはわからなかったが二回目のおりには
はっきりと聞こえて来た。
型を破れ。
焼き物で生きるためには職人の技を学ぶことは大切である。其れ
は型である。しかしながら自分がこの型に生きることは出来ない
へその曲がったやつには..。
あの古丹波の美の世界は型を破ってこそやれる。

人の世のあわれ、物のあわれ。それを感じる感性。それを絵に描き
形にする。かたちは無限、
かって武満徹さんとお会いして伺った言葉
音は宇宙に満ちている。ないのではなくあるんだ。
ぼくが曲を作るんは自分の感性でどの音を選ぶかということなんで
すと。




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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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