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2014. 02. 28  
2月が逃げていきました。明日はもう三月です。
昨日は思いがけず久保さんが来てくれました。昨年暮れにやりか
けていたチビ窯築く手伝いしてもらいました。
実は26日に病院に行きましていささか体調よろしくないとの指摘
をされまして、たしかにいわれてみればちょっと..。
自分では気が付かないんだけどやはり窯詰めの作業はきついんかな
ただ、ありがたい事に季節は確実に春。
これからは外の仕事もやれます。
 
此の記事書きかけて三月一日にチビ窯完成させました。
よく日二日に火を入れて素焼をしました。
昨日はつかれて早く寝て今朝起きると六時、ん-追い立て
られて今日も二回目の素焼と釉薬の調合。
なんだかこのところ気忙しい。
八日の窯焚きにむけてラストスパ-ト


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2014. 02. 25  
梅一輪いちりんほどの暖かさ
数日前から窯の焚き口で焚き火してもらい、素焼をする作品の窯
詰めが始まりました。今日は残り半分を入れます。
この素焼は800度位の温度ですからだいたい8時間くらいで終わり
ます。
ともあれこのような作業が出来る状態になりました。
ほんの少しですが暖かくなり、ほっとしています。
新しい窯だと一連の作業にプラス思わん出来事もあります。
かなりよゆうをみないと予定の日時に間に合いません。

山郷の冬は毎年同じではないんですが雪国の厳しさはあります
だけどそのことは自然環境にとって必要なことなんです。
よく眺めると毎年迎える冬もおなじではありません。
面白いと思うのは窯焚きとよく似ているなと思います。
ただ、今回の窯焚きはおらにとって今までに無い愉しい想いで
おります。
窯の構造も今まであれこれやって来ましたが、これだ、と言える
ものが掴めるように思います。
不思議なんだけどあることをしているとき声ではないなんだろう
ふと頭にこうやったら、なんてのが浮かぶ。んいいな。と想い素
直に従う。結果が誠に良くなる。
昨日もあることで同じ思いが浮かんだ。これも素直に従いました
ん-ん何かわくわくしてきた。




2014. 02. 21  
作品の値段はその作品を造った者が決めるだから作品であろう
製品とはちがう。製品の場合必ずしもそうではない。無論大量生
産ともなれば....。
芸術、ア-ト。それを生業にすれば家が付く。しかしこれも定義
は簡単でない。
美術年鑑なんて本がある。物の価値の解らない手合いがあたかも
バイブルのようにこれの値段で評価している。が、おおよそあん
なでたらめな評価が現実世界でまかり通るわけがない。
わたしは作品の真の評価は作者でもないしこれにかかわる業者で
もない、誰も解らない。そういいきってしまえば無責任と言われ
るだろうか。

中学校の数学の時間に教師が10えんを取り出して説明した
いいかここに10円があるこれで何かを買うとすれば10円の物が
買える。それで役目が終われば10円。しかし、此の10円が人の手
から手に渡って数百数千回つかわれたらどうか。

私の作品を求めて下さる人の中には作品の価値が解って買って下
さる人なんて皆無だと思います。
お前さんの生様を買う。なんてのが一番おおいかも。
それはそれでありがたい。
おらとすればとりあえず生きれて仕事ができるだけのお金があれば
いい。
作品の真の評価は1000年の内とおもうとります。


2014. 02. 20  
物造りやっていると出来上がった作品に値段をつけないとだれも
買ってはくれません。
自分の作品を自分で値段を付けることは易しいようで案外難しい
手仕事の作品をあつかうギャラリ-なんかでも私の知る限りまと
もな処は皆無に近い。
造る者にしてみれば高い値で買ってもらえばありがたいわけだけ
れど個展を開いても大方の人は手が出ませんである。
ん-にもかかわらずオラの場合なんで今に至るまでめし喰ってい
るんかな-。
世界には七不思議っつうのがありますがおらを加えると八になる
と思える位自分では不思議だなと思っています。
七十代の今の自分、毎日が愉しくてしかたがない。
あれもこれもやりたい事があってスピ-ドは若い頃のようにはいか
ないんだけれど、事は運び、ものは成っている。

今日は二月二十日。とすると今月は後8日ということは窯焚きまで
あと十六日
外はいまも冷凍庫。

2014. 02. 19  
一年の内で一番つらい時期です。
気持ちが落ち込まないように風邪引かない様に、凍った道で転ば
ないように。なんていってみても火燵の番なんかやっていたら毎
日何もしないうちに過ぎてゆきます。
三月八日の窯焚きと決めたとたんにおらの体調ままならずこのと
ろぶらくっていました。
きのうあたり少しよくなって工房に出かけてあれこれ材料の点検
それと必要なものを注文しました。
毎週火曜日藤原直哉さんのインタ-ネット放送聴いていますが
そのなかで木造建築の話、良い内容でした。
ゆらぎ。
大自然はまさにゆらぎであり、そのゆらぎこそがエネルギ-であり
人間にとっての安らぎでもある..。と
焼き物は繰り返し話している様にまさにこのゆらぎの芸術とおもい
ます。
粘土を手にして思うのはゆらぎの中に形を求めています。
また炎もゆらぎです。
このたびの窯たきから観て頂こうと思っていますが
窯の中で作品は黄金の色に囲まれ揺らいで観えます。
ゆらぎとは波動。

2014. 02. 12  
しばらく茶碗屋のたわごとに御付き合い下さい
このところ毎日冷え込み雪も遠慮なく降っています。
窯焚きの日時も思う様に決められない状態でして。この日を待っ
ていて下さっている人達には申し訳ないと思いながらの毎日です。
ただ、ありがたい事に次々と寒中見舞いに来て頂いて落ち込まない
で過ごしています。
昨日久保さん、飯島さん,香西さんと窯場に来て下さいました。
ん-で3月8日に火入れする事に決めました。

今が一年で一番つらい時期です。無論外の作業は出来ません。
そんな中でおらは毎日作品造りやっています。
物造りやるには平常心がなんたって一番大切なんです。

ところでこないだ医者からアドバイスされまして。
とにかく野菜類を腹にしっかり詰め込んでその隙間に肉、魚を入れ
るように。でしたがそんなコと言われましても詰め込む野菜なんか
ありません。
いもなんかはまあそこそこありで焼き芋、芋焼酎あれって野菜では
ない...。そっかあ
2014. 02. 10  
いかに素晴らしい作品であっても今を生きる者が此れの物まねに
生きるのであれば芸術に生きているとはいえない。
日本には様式美を大切にする習わしがある。幽玄、あわれ、わび
さび等に美を求めているのもこういった意識が働くゆえである
この春から始まる故宮の美の祭典。私には特別な感情がある。

今まで天目をおりにふれ語ってきました。そのことは私が天目
を自分の夢と定め、これに命を燃やして来た中での出逢い、出来事
それに思いを書いてきましたきました。
天目について語るは評論家にやっていただく。其れで良いか..。と
今回の至宝展開催を期に天目についてすこし語ってみたいと思い
ます。
以前にも触れましたが、はっきりした時代はいえないんですが、お
およそA.D1125年頃あたり宋王朝の年号では宣和年間に砧青磁が
出来、天目にはそれまでにある黒い器に変化が視られる。
雨上がりの後澄み切った碧空が砧青磁と言うなら此の時期に産まれ
た天目は夜空に輝く星の煌めきが視れる。
宋末からやがて元へと時代が激しく動くなかでこれらの比類のない
美しい作品が産まれている。
北宋時代の青、白磁、砧青磁等は皇帝の器となっている。
ところが砧青磁、天目共に優品が我が国にある。
なぜ。わたしは長い間折に触れ此の疑問を解きたいとおもいながら
今にいたっているが、未だに解らないでいる。
まあこのことはおらのような物造りの仕事ではないんでとことん追
っかける気はない。今回のイベントで何か手がかりがつかめるかな

高橋克彦さんの小説、黄金の楽土。
平泉には宋の文物がおびただしい数存在していた。
このことが今の自分にとって一縷の望み。


2014. 02. 06  
今年の春は東京、秋は福岡で台湾に収蔵されている故宮の展覧会が
開催される。
私の姉が台湾の人と戦後間もなく結婚して彼の地に渡った。そんな
縁もあり数回台湾を訪れています。
中国の皇帝の器、至宝とされる作品ぜひにとお薦めします。
わたしは若い頃にこれらの作品に出逢い多くのことを学びました
特に北、南宋窯の青磁、明の白磁等の作品は人類が到達した頂点の
美、と私は思っています。
芸術に完成、完璧はない。自分は己の命の尽きるまでに自分に出来
る精一杯の仕事を残したい。
そんな思いを抱いたのもこうした名品に出逢ったから。
とはいえそのことはなにもかもいいないいなとも言えない。
自分の生様を、生業をそこに置いてみるとあまりにも自分が小さい
存在であるかを思い知らされる。

宋窯は美の頂点ではある。だからといって陶芸そのものに未来がな
いということではない。
人類は多くの困難を乗り越えて明るい善い時代を求めている
芸術も同じで常に新しい美の世界にむかっている
へりくつはともあれ料理も器も精神誠意これにかかわる者新しい美
意識をもつかぎり芸術に生きている。







プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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