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2014. 04. 24  
焼き物は解らん。
そういう人達だけだとおらみたいなショウバイで飯は喰えない
なんだかんだ言いながら生きておれるのはやはり日本民族の血には
特別な感性が存在しているんかなあ。
このことは誇りと考えてよいのかもしれない。
ここでたびたび取り上げてきました井戸茶碗。この茶碗は朝鮮の高
麗、李朝の時代に造られています。
高麗青磁は1330度あたりで焼かれています。中国北宋の白磁、青磁
なんかと同じ澄み切った美しさがあります。
李朝時代に焼かれた三島、粉引き、井戸なんかは高いもので1280度
あたりから1200度と低い温度で焼かれています。
日本が戦乱のなかに確立したお茶の様式である詫び茶の器として李
朝の焼き物が我が国に持ち込まれています。

李朝を好むのはなにもお茶人達だけではない。
ある意味血が騒ぐ焼き物なのかなあ。おらなんか先祖を辿れば朝鮮に
縁があると思えるし、そんな人達けっこう多いんだろうな。
古事記にも書かれているように神代の時代から中国、朝鮮から色んな
技術を我が国に伝えています。

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2014. 04. 18  
バイブルの創世記に神は自分に似せて人を造ったとあります。
天地創造も含めこういった物語が神話と呼ばれるものは至る所に
あるようです。s.fまがいのになると宇宙人が人間を造った。
なんてのもあります。
バイブルの人間創造で神は自らに似せて造ったに注目してみたい
この神は天地創造のあと全ての被造物を眺めその作品がすこぶる
気に入ったものであった。
ところが同じ様にその作品を受け止めてくれる他者、自分以外に
人格を持つ者がそこにはいないことにきがついた。
そこで人格を有する人間の創造に取りかかる。アダムとエバの誕生
となる。
神が
ものを創造するは、無からの創作、いってみれば素材の無い作品造
り、一方われわれ人間は素材を工夫しての物造りとなる。
創世記に語られるものつくりは無からの創作です。
神はなぜ人を創ったか。を考えてみれば面白いテ-マ..。
この神話でいう所の人間創作の動機がまことに人間っぽい。
いってみればいかに素晴らしい作品を造ってみてもこれを解る他者
が居ないとなんの価値もない。創造主はこのことに気が付いて人格
を持つ人間の創作にとりかかった。

人の物造りの動機、を考えてみるとやはりここで云われている様に
それを観て評価する人がなければその作品は価値がない。空しい
造る者がいて此れを評価するものが居て、双方がより次元の高い
方向を目指すことが大切に思います。
焼き物はわからん。
いままで多くの人からそういわれて来たおら。ん-
そういっている人の意図はなんじゃろう。多分値段が高いと云いた
いのと、はなから興味ない。関係ないもありかなあ。











2014. 04. 08  
陶土は元は岩。これが地球の内部から吹き出て十数億年の年月
地上のさまざまな環境のなかで蓄積されるんだ。とは地質学の
専門家の話。
んでその過程のなかで植物金属なんかが混ざる。
たとえば磁器に使う土、磁土なんか白い焼き物を目指すとすれば
金属なんかがまざってないものが必要なんだけど..。
生の陶土の色と焼き上がりのとでは変わります。
造形した土とは異なる色を求めるため化粧掛けをします。
味わい深い作品の多くはこのお化粧によって産まれます
陶土にはわずかですが金属なんかがまざっています。これに白い
色をもとめるために金属の無い白い土をかけて化粧します。
ここで度々言ってます見島、三島土は赤い色をしています。
これも陶土に混ぜるのと化粧として使うやりかたがあります。

焼き物とは土に内在している珪石がアルフア-がベ-タ-に変化した
状態。約700度位あたり以上の温度が加わって本来の岩に戻る。
土が岩になった状態のものです。
とはいえ焼き物は1460度の高い温度のものまで..。まだまだ上に
光通信に使う珪酸ガラスなんてのはまだ高い温度です
陶土は焼き物と成って700度から1400度以上のガラス化に至る
間にも様々に色は変化します。
酸素の多い炎酸化炎、少ない炎還元炎、においても異なります

赤土、白い土等で化粧した焼き物も萩焼1180-1230度位で焼いた
作品は焼き上がった後にも変化します。
萩の七化けといわれるように使い込めばさらに変化します
これらの作用も化粧によって..。化粧は面白いなあ
え、あそう怖いともいいますか。なるほど、なるほど。ふむふむ
2014. 04. 05  
井戸茶碗の優れた作品は名物の呼称が付けられています。
今で言えば重要文化財の意味なのかなあ。たぶん当時見立て、
鑑定を利休なんかがやって茶碗に箔づけをしていたようです。
ま、そんなことより此の茶碗の寸法ですが大きいです。
大井戸で15.5センチなんてのが普通です。
志野茶碗も此の時代の作品、大きいです。
ものごとは草創期が面白い。茶の湯も例外なしで利休以外にも
優れた人物が排出している。
古田織部、本阿弥光悦、小堀遠州あたりが面白い。
様式が確立すれば形式に向う。形式化すれば茶の湯は芸術でなく
なる。

利休は云う。惰性に陥ってはもはならないと。
一方。織部の云うひょうげた世界を評価している。
利休の理想とする茶の湯は形式に片寄ることを嫌っていた様に思
える。

物造りの観点からして井戸茶碗も志野茶碗も大きくゆったりし
た器としたい。
無論限度はある。
2014. 04. 04  
詫び茶の様式が確立していくなかで井戸茶碗が登場する。
この井戸とはなんじゃと聴いてみるがわからん。諸説あるなかで
面白いなと思えるのを紹介しよう。
イドと名乗る人物が李朝の茶碗を日本に持ち込んだ。彼の手に成
る茶碗を井戸という。なんてのがあります。
日本で言う所の伊万里焼き。伊万里港で舟に積み込まれた焼き物
は伊万里焼き、これとよく似ているなと思う。
むろんおらにしても観て来た訳ではない。いろんな資料眺めて想
像しているにすぎないが...。
かのイドなる人物、堺の産で当時富裕な商人達のなかではやってい
る茶の湯に使う茶碗に新風を入れたい。イドさんは朝鮮に渡りこれ
と思う器を持ち帰った。
それまで使われていた唐物に変わって朝鮮の李朝の焼き物が主流と
なる。
時は秀吉の天下。彼が主催の茶会にイド茶碗が使われるや諸国の大
名も競う様にこの茶碗を求めるに至った。

秀吉の権力と利休の芸術とが鬩ぎあうなかで井戸茶碗は確実に茶の
湯の様式の主役の座に座る。

下って今日、おえらい評論家達、お茶の宗匠達はこの井戸茶碗からは
目を背けている。なんだかえらくもったいぶった言い方をして、お前
らごときに造れるか。なんてね..。
なんなとぬかせおらはおら、次の窯で100点位焼いてお目にかけまし
よう。

なにせこの渡り物の井戸がもてはやされるなか日本のへそあたりに
位置する美濃で志野茶碗が焼かれていた。

2014. 04. 03  
20代の初め頃あたりから抹茶の道具としての茶碗をやりはじめた
そんな私にお茶の先生達の評判はことのほか厳しいものでした。
使える。使えない。
見よう見まねでメシ茶碗より多少大きいどんぶり造ってみても。
好いものをたくさん観て勉強するしかない。
それはそれ。おらなりにいいなと思える茶碗として井戸茶碗の
勉強を始めた。
茶碗やがメシ喰うていくためにはお茶の先生に好かれなければ。
当時にはそんな見方が主流でしたなあ。
んでそのお茶の先生の何人かに観てもらっても買ってはくれません
でした。
まあおらの場合お茶の先生ぬきで飯喰う方法を考えんと生きていけ
ん。そこで思ったことは人と同じことやっていては生きれない..。
そんな想いから釉薬の研究を始めたし、かなり焼き物を柔らかく
自由に考える様になってはいったようにおもう。
井戸茶碗というか李朝の焼き物あたりが自分には居心地がいい。
売れようが売れまいがとにかく毎窯数点は茶碗は焼いて来た。

このあいだからまたまた李朝あたりの、そう井戸を日南産の見島
土で造り始めました。
さ-てこれは楽しめるとおもいますなあ。
このあいだためしに志の土に使ったんだけど、美しいねずみ志のが
出来ています。
一つの良い材料を得るという事は可能性で言えば無限。
背伸びせんでも新しい作品が産まれます。

いつも御世話になっている木村さんが松の丸太を持って来てくれま
した。
















プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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