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2015. 01. 31  
オラが丹波立杭の山のあるがままの自然にたいして
其処に棲む人間の営みには正直とてつもない落差があった
それは工房で朝早くから夜おそくまでやっていた仕事と古丹波の
美しい作品にもおなじであった
民芸ブ-ムの勢いはそういった間ににもエスカレ-トしていった
そんなある日アメリカの学生がふらりとやってきた
師匠の市野弘之に云われてこの村にある資料館を案内した
そこには新しい作品と数点の古丹波の作品が並べてあった
彼女は新しいものには見向きもしないで古丹波の作品の前に起ち
飽きもせず作品に見入っていた。すばらしいの連呼
帰りに感想を聞いた
どうだったかの質問に
古丹波は天、新しい今の作品は地
外人であるこいつに云われたくなかったがオラとしても言葉がな
かった。そして私に
紅葉をしている美しい山を指差して鎌倉、桃山の時代の作品はまるで
この山の美しい姿を観ているよう
オラと同い年かと思われるしかも外人にカウンタ-パンチをくらわされ
た。
なんのために此処に自分はいるのか、その後この彼女とは二度とあっ
てはいない。
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2015. 01. 30  
未だ形に成っていないんだけれどぼんやり形を想い描く。
具象とはちがう抽象ともちがうこれをどう表現したらいいのかなあ
目の前をす-と、幽霊。ともちがうなんだろう..。
それは色彩であったり形であったり。
いまおらのいる処の空間に描かれるものは刻々と色も形も変化して
飽きがこない。
体調がままならないこのごろなんだけどかんがえているのは古丹波
の葉茶壺。
19、20才と約二年過ごしたなかでやってみたい作品があった。
何時の日にかやりたい、そう思いながらいまなおやれていない。
おらの好きだった色は海老茶色でありつくられた年代は桃山時代

それまで倉敷で過ごした景色にはない紅葉に感動したのと同じ様に
これらの作品に心が引き寄せられた
なのに未だにこの作品を造っていない、あの色は生地の
つちではない。
形に使った土とは別の塗り土のいろ。土地の言葉であかどべという
前にもここに書いた三本峠の穴䆴で数年焼かれたのみで以後にも
前にもこの色は無い。
形は出来てもあの色が無いではやっても意味が無い...。
だけどまてよ、ひょっとしてあの土であの色が出ないだろうか
ううんやってみる価値はあるんでは、これはおらのかん
だめもと。

2015. 01. 27  
窯に拘っている間につつつ-と日日が過ぎていって
いくつか年内にやっとかなおえんことが年を越してしまった
此所は雪国、といっても備前備中あたりに住んでいる者には
想像出来ない。
伯備線の特急やくもでわずか1時間でこれほど違うかとおもう
ご多分にもれずこの冬も年末からかなりの積雪となった
50センチ位積もると外回りの仕事がやれなくなる
このような状態になれば春迄おあずけ
例の三島土も雪に埋もれているとすれば掘りにいけない
日曜日にひぃと黒崎がきて掘りにいきますかと言ってくれたんで
出かける事にしてた。
現場迄あたりは40センチ位はあったんだけど幸い路は雪かきして
いたんで採取出来ました
割り木も順調に乾燥が進んでくれています。3月にはいれば
窯に火をいれます
2015. 01. 18  
今日もそうだけど時折ほっこり暖かい日があってほっとする
梅の季節にはほど遠いんだけど畳の目程日が延びて
日差しも晴れた日は明るく感じてうれしい
せめて我が家と工房の前の雪かきをズボラせんと毎日やっている
これも歳によっては自分の手におえない年もある
空間エネルギ-。あるいは天城流癒しとかユ-チュブで勉強しています
常識でこちんこちんの人にはいかがわしく映るこのことも伝える人と
受ける人双方がやましい想いがあれば新興宗教とか俺俺詐欺とかの落
し穴におちこむから用心だけど勉強して明るい世界を経験するのは
大切なことのようにおもっている
たとえば、わびとかさびなんか云われると冬枯れた今の情景を想像し
てしまうが、本来の意味はそうではない
表面には動きがない静寂の中にあってなお新しい命の鼓動を知るにあ
る。



2015. 01. 16  
こいつはきつい。まるで水みたいなのがしゃ-
聞く所によると二枚貝を生で食べるとやられるらしい。
とは昨日教えてもらったばかり。その二枚貝の正体
未だ突き止めておらん、これからなんだけれど...。
気持ちがめいっているとあれこれくだらんことがおきる
正月をのたくって過ごして身体もなまって気持ちがのらん
とはいえいつまでもこれではいかん、少しでも前向きに
ならんとね。
そんななか、空間エネルギ-という話を聞いてそれなりに勉強
中、この話はおらの仕事に力をくれそうです
2015. 01. 11  
正月ぼけなんてあるんかなあ
このところ気力が湧かない。なぜか...。
毎日が空しく過ぎてゆく。心が冬枯れのような気分
11、12月と新しい窯にかかわって、慌ただしい中で
新年となりました。
今日はもう15日ですがいまいち気持ちが動かない
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DSCF0032.jpg
こんなときもありか.....。
あせってみても仕方ない。まあぼちぼち
2015. 01. 09  
普段あまり逢えない孫達だけど実は五人いる
おらが仕事のできるうちにそれぞれに茶の湯の茶わんを送ってやろ
うと思い、それがやっと昨日叶った。
長男の子達二人です
裕太には志の茶わんで 銘は船通山
この山はオラの居る所から4キロ程の所にある。
スサノウの尊が天より天下ったと云われる伝説で知られる山
誠也には同じ志の茶わんで 銘斐伊川
この川は船通山から流れ下る川でこの川でスサノウはくしを見つけ
そのことが縁で櫛稲田姫と出逢う
次に長女の子は美夏
これには井戸茶わん 銘夏つばき
この茶わんはおらがこの場所にきて見つけた三島土を使って初めて
の作ひんだ
そして二男には姫二人、銘はずばり
千尋と天音、志の茶碗にした
おらの思いは彼らが成人した折りに手渡してくれたら...。
そう思っているんだけど


2015. 01. 07  
歳が改まって早々から山は雪に埋もれました。
雪に覆われて大自然の営みが無いかのように静かです
このような静寂な空気に覆われていると、これはこれで普段とはまた
違う一日があります。
こないだから鼠志のの色のこと書きましたがこんな気の中に居ると
侘びた色がす-と目の前をよぎる。
倉敷の俳人で吉原岐外さんの句
工房に折節寒の山こだま
オラがやきもんやになってほやほやのときに聴いたんだけど好い句だ
と今も思う。

今日は正月七日、鼠志のの茶わんで薄茶を頂きますか



2015. 01. 04  
たぶん、この話以前にも書いたと思う
にもかかわらずなんで、かなあ
湯原に隠居なさった書家の吉田昭龍先生のことを思うと
先生が話して下さったこの物語脳裏に浮かぶ
演奏している者と此れを聴く者との間になにか特別な
関係が生まれたのだとおもう。
これに蛇足をつけようとは思わない、ただ、自分が物造りに生きる
人間としてこの物語に深い意味が思われてならない。
少し前11月、神戸の帰り久しぶりに柴先生との会話に出ました
例の志の茶碗、岩戸、その後久保さん以外にも数名からも同じ様に
作品に強くひかれた、といってもらいました。
音楽は芸術のなかで波動はダイレクトにつたわります。
絵画、造形はインパクトが弱いとおもっていますけど.....。
以前尺八の演奏家、横山勝也先生との会話で先生は
杉原さんはいいよね、作品が半永久にのこるから
音楽は演奏するはなから消えるんだもんねえ
消えものがよいか残るんがよいかこれは神様しかわからん。
おら、いまもそうおもってます。
ただ、今活かされて在るかぎりにおいて人の魂に届く作品
をめざさな...。

2015. 01. 03  
元日、2日とすごい冷え込みで新年はノックアウト。
今日3日は気持ちよく晴れてほっ。
年末に買った年賀はがき100枚いまだに手つかずのありさま
気持ちがいまいちのらない..。
もう大分御逢いしてない書の吉田昭龍先生のことが気になってぼ-
っとしていたら倉敷の太田から電話があり昭龍先生にもらった
掛け軸をかけている。偶然---。
そういえば先生に聴かされた琵琶の名人の話。あの白呀台の話と
いうのがなぜか思い出されて..。
話の内容はもうおぼろげにしか覚えていないんだけど、時折
おらの頭をかすめる。

中国のある町で演奏後に自分の演奏に聞き入っているひとが気にな
った。この人はもうかなり以前から聴きにきていたが一度も言葉は
交わした事がない。
その後も自分の行く旅先で何年も彼は演奏をきいて居たが在る時を堺
にぷっつりその人をみかけなくなった。
とても気になって彼の消息をたずねるとその人はもはやこの世には
居ないことがわかった。
気が付くと自分が今迄演奏してきたのはあの人に聴いてもらうためで
あった。
もはや自分の演奏を聴いてくれる人はこの世には居ない。
やがてかれは白呀台と呼ばれる淵に身を投げて死んだという。


プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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