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2015. 03. 22  
信長が非業の死を遂げる前の日に彼の催す茶会が行われている
此の記述に天目の名がある。
ただこれが曜変天目であったかどうかははっきりしていない。
もうかなり以前、当時備前焼きをやっていた高橋正志という男
わたしとの出逢い以来あうたびに天目の話をしていた。
かねてわたしは評論家になるよう薦めていたんだけど..。
そんな彼が、本能寺で焼失した曜変は赤い色であったと書いてある
んをみたことがある。
書いた人の名はわすれたがかなりの著名人だった。

実は今回の窯でそれを彷彿とさせる曜変天目茶わんが産まれた。
あかではないが美しい茜色がオ-ロラのように紺色のなかに浮かび
夢とも幻とも。まさに世上にない色といえる。
板谷波山先生作の辰砂による天目形の茶わんで曜変と名のある作品
を高橋所蔵の図録でみたことがある。

曜変天目の素材は自然の鉄鉱石であり、酸化銅を素材にして曜変と
いうことに私は抵抗が或る。

現世に存在する数点の曜変の模様は異なるなかでそれを曜変と云わ
せる色の地の色は濃紺でありその表面に浮かぶ惺紋は無限だとおもう
かねて私は日本刀、特に古名刀に関して専門外にも拘らず述べて来た
古名刀の特徴は地鉄の美しさにある。そう何度もいってきた。
その美は折れず曲がらず刃こぼれせずを兼ね備えての美であると..。
しかし今の時代このことを云う者は居ない。

曜変もしかり、深い濃紺は湖の深淵の如くに、あるいは澄み渡る夜
空ように深い色であっての曜変だといえる。黒の色にラスタ-なりを
ぬって曜変とかいってみてもそこに真の美は無い。
同じ様に地金を無視で刃紋の模様の上手下手をもって評価が決まる
なんてのも同列といえる。
小手先をひけらかす処に所詮美は存在しない




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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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