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2015. 11. 09  
遥かに朝鮮海峡を望む磯に立ってしずかな海を眺めたおり
思ったんだけど足下の汐は2mくらい上下していて、ぼんや
りしていると引き込まれる経験をしたことがある

少年時代に慣れ親しんでいた倉敷の山河。とりわけ酒津の
山に登って伯備線沿いに西に目をむけて遠くにかすむ山
山の向こうにどんな町があるのかなあ。とボンヤリおもい
河の中からわき上がる泡を眺めて命の儚さを思った。

焼き物家業始めてからとりわけ過去をふりむかず、といって
未来を想ってみてもボンヤリ霧の中だった。
数年前に出逢った三島土にしても作品をてにするまで特別な
思いもなかった。
此の土と出逢って数回窯焚きして其の都度新しい発見があり
これはただ事ではないと想い始めた。
詫び茶の様式がキリスト教のミサの影響を受けていると想う
このように想ったのはウイ-ンのある美術館に展示したミサに
使う器具を身じかに眺めながらの思いだった。

詫び茶の起こりを桃山時代と位置づけている。
此の時代に利休を中心に新しい美意識が生まれ、今日に至っ
ている。
おらも茶碗屋の端くれ、桃山の美意識にあこがれた一人であ
った。
まだほんの数点しか作品は出来ていないんだけどそこには確
かに新しい鼓動が視られる。
桃山陶を抜けた新しい息吹が感じられる。
三島土を化粧がけしての三島こよみ、御本、雨漏り、鼠志の、
大道土と併せての萩、等詫びの美とは異なる美しい色が視ら
れる。
おらの天目、曜変、兔毫、油滴なんかもやはりこの三島土は
大事な土です。

焼き物にとって新しい土の出逢いはそれまでの歴史を変える
かって縄文の鋼に出逢い、過去の呪縛から解放したが、此の
土がどのような未来を紡いでくれるんだろう。







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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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