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2012. 02. 04  
地質学者の内藤先生の著書「古陶磁の科学」のなかで天目
について述べておられますからあらためてごたごた云うこ
とはしませんが、曜変に関して付け加えたいことが在りま
す。
私の天目釉は1340度で滴珠が出来る設定にしています。
これよりさらに高温になれば珠はしたに流れて筋状の痕跡
ができます。これが兔毫と呼ばれる模様です。
次に曜変ですが私の滴珠は芯が核になっています、
釉薬が薄いと核は小さく濃いと大きくなります。
兔毫ほどでないまでもこの核が高温度になれば移動し始め
ます。上からしたに....。そこで隣同士上下の核は引き寄せ
られます。時間がゆっくりであればアメ-バ-になります。
核が移動した後に痕跡が残ります。
流星の後ろにちりのような物質が視られるのと同じです。
痕跡は光を受けて美しい色を出します。
これは光彩と呼ばれていますが天然の鉄に視られるものと
人工的に鉄以外の金属のものとははっきり違います。
刀で云う刃紋にあたると思います。
わたしがは刃紋のことより地金、上に浮かぶ模様より下に
沈んだ深淵な紺あるいは紫の色を出すことに苦心しました。
藤田美術館の曜変の解明もほぼできていますがあくまで私
はコピ-には関心ありません。曜変の模様は無限であって
過去の物まねをする気はありません。
死んでいる世界に立つ気など毛頭ありません。
以上で天目の話は打ち止めにします。
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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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