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2012. 02. 15  
「なんじゃおまえの描きよる線なっとらん」
わたしが19才の頃丹波焼きに居て修行のみであった頃、工房にふら
りと現れたじい様が云う。はああきませんか「線が死んどる」
んであなたはどちらさまで「わしか書家や上田いうもんや若いくせ
にそんな弱い線かくな」ではお手本描いて下さい
「わしが描かんでもそこにある」わたしが座る背後を指している
粗壁のひび割れが造る線だった。上田桑鳩先生との出逢いであった。
ろくろで皿を水引しているときに師の虎吉にも線のことを言われた
ことがあった。以来線のことが頭から離れなくなった。
のびやかな線、生きた線、強い線空間と形を分けるのも線「形は無
限形は線線は形」これ禅問答かなあ。
ろくろを使う使わないにかかわらず形を作るとは線を描くことだと
思っている。
とはいえ生まれついての不器用な自分;この線が想いのままに描ける
ようになったのは最近のこと。
ほんのちょっとしたことであるがこのちょっとしたことが難しい。
かの唐九郎先生もこれに苦労されたようだ。

桃山時代に生きた武将であり茶人でありデザイナ-古田織部。
この人物が妙に気になり彼の足跡をたどっていくと
「ひょうげもの」の言葉にいきついた。ひょうげるとは何か。
彼は自分がデザインした作品を残していてこれらの作品から彼の
想いが伺える。実にいきいきとしていて素晴らしい。ただ、陶芸家
のなかには緑色の器を織部となのっているものがいるが彼らは織部
の心が理解出来ていない。
私の知る限り唐九郎先生かな。形はゆがんでいるから美が在る。
地球も人の顔も左右同じではない動きのある線生きた線生きた形
そこに美が在る。と
表面的に物まねが出来ても美が無ければ意味が無い。利休は云う
「小手先をひけらかすを最低とする。品格をもって最高とする」











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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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