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2012. 02. 25  
焼き物の面白いところは土味にあります。土、陶土は溶岩が気の
遠くなる程の年月のなかでおかれた環境の中で鉱物や植物等と
混ざって出来ています。わたしは若い頃から山が好きで色んな所
でこれは使ってみたいあるいは使えるのでは、とおもう土を持っ
て帰っては試験しています。
姫谷もそのうちのひとつですがこの土は素晴らしい良い土だなと
思ってあとでいろいろ調べてみるとほとんどの場合かってそこで
焼きものが焼かれていた、あるいはたたら製鉄址でした。
土がどのくらいの温度に耐えられるか、このことを耐火度と云いま
すがこれの高い土は炉壁に使えます。地方によってははがね土と呼
ばれています。この土は池の堤防にも使われています。

さて姫谷で焼き物をしていた人達のことを想像するとおそらく彼ら
は中国からやってきてこの地に住み着いて密かに焼き物をやってい
たように思えます。ろくに調べもせんと想像で申し訳ないのですが
御付き合い下さい。
赤絵が中国ではじまるのは明朝あたりです。青磁の優品は宋あたり
わたしが観た姫谷の青磁はオリ-ブ色の青磁です。この青磁も赤絵
の皿も磁器でない陶土です。
わたしが気になっているいくつかのことをはなしますと
赤絵が我が国で始まるのは有田焼の柿右ヱ門からと云われています
青磁はこれより300年後宇野仁松あたりとされています。
姫谷が正確にいつごろから焼き物を始めたかについて私なりに調べ
てないわけでないのですが、はっきりすっきりしないまま今に至
っています。ただ赤絵も青磁も日本最古ではないだろうか.....。
特にわたしはここの陶土に魅せられていいます一級品です。
またここで仕事をした人達の技量にも敬服しています。
いまでこそ焼きもん始めるのは大したことではないが、あの山深い
ところにはるばる来て当時日本の陶芸の水準を遥かに超えた高度な
技術で作品を造ったかれらとは。興味深々



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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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