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2012. 02. 29  
おおよそやきものといえば磁器と陶器に分けられています。磁器の素地は
白い色です。しかし陶器の素地は複雑でありその色合いを生かしていま
す。釉薬を掛けないで素材そのものの味わいを楽しむ備前、信楽、伊賀等
にも緋色はあります。

帝王紫をご存知でしょうかペルシャ湾が今の様に汚染していなかった時代
にからす貝に似た貝を煮だして造られた染料で布を染めると茶あるいは黄
に染まります。これを長年使っていくと次第に紫から緋色になる。
旧約聖書のなかで祭司が神と出会う幕やは緋であり至聖所、祭司が民衆に
神からの宣託を伝える幕やは紫で聖所となっています、
修行僧が新しい衣を授かってこれをまとい長年修行を重ねる中で衣は紫から
緋色となる。昨今やたらと赤い衣の僧が目立ちますが現代は聖人が多いんで
しょうかねえ。

備前焼きの緋色は稲藁を器にまいて焼くことで出来ます。ひだすきと呼ばれ
ています。伊勢崎のみったんがいい色出してましたが...。昔のことですが、
信楽、伊賀の場合は炎だけで出ます。ビ-ドロ、緋色、こげ。これらの色が
複雑に器を彩り深い味わいがあります。
倉敷の太田が白い萩茶碗もっていきよったがこれの見込みにほんのりと暖か
い緋色が出て銘を「かまくら」にしましたが、使うなかで出る緋色も味な
ものです。
品の良い赤い色は染め物も焼き物も魅力ある色です。

雪に埋もれての毎日ですがその雪の下に緑色のふきのとうがこのあたりに春
を告げてくれます。やがてわたしの好きな花ヤブツバキももうすぐ観れます
なあ。雪国の早春、心はずむこのごろです。



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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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