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2014. 10. 08  
曜変天目という化けもんに取り付かれたのは20代初めごろだった。
約20年近く彷徨いながら何かしらぼんやり観えて来たなかで
思い立って紫香楽に神崎紫峰さんを尋ねた。
お尋ねしたいんだけど一つの窯で青磁、辰砂、天目、伊賀なんかを
焼きたいおもうんだけど..。
あほかあんたは、そんな窯できるわけない。顔洗ってで直してこい
ま、さんざんばかにされました。

私は曜変天目の色を求めていくなかで常識を超えた所に答えがある。
窯も同じでそれまでとは異なる様式が必要ではないか。
曜変の色は室町時代すでにこの世のものではない。そう評価されてい
る。いわば非常識な世界、
一握の手にはいる茶わんに宇宙を表現する。
江戸時代に北斎の版画では樽の中に富士を入れている
ありえないものをあるかの如く表現する。
ありえないとされる常識にあえて抵抗してきた。

窯は何度もやりかえながらいまにいたっている。
あほうといわれようと気違いといわれようと..。
曜変天目は小手先のごまかしでやれるほど底の浅いものではない
とはいえ過去から抜け出せない死の世界として葬るものとも
思っていない。

ほぼ1000年前に人類への贈り物として生まれでた芸術作品は
無限の可能性を秘めている。
己の弱さ、無力さから、ともすれば落ち込み、気弱になることも
ありますが心は燃えています






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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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