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2015. 09. 28  
たかだか千年
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。ご存知平家物語
平家が滅亡した後になおも人心穏やかでない年月が続く。
無常、詫び、寂び、の思いを日常とするなかで生まれた思想
文学、芸術は時をへて今なお色濃く残っており、日本人の美
意識の原点ともいえないだろうか。

中国の宋時代に焼き物が玉あるいはそれ以上の美の極限と思
われる青白磁、青磁、釉裏紅、辰砂、天目等の高温度の作品
が生まれたし、朝鮮では高麗青磁も造られている。
これらの美しい焼き物が我が日本に時を移さず上陸している。

極限迄高められた珠玉の焼き物は一部王侯貴族の世界で歓ばれ
たが、当然民衆の器とはなれなかった。
そのようななか日本で茶道が起こり、やがて詫び寂びの美意識
が確立する。
詫び茶の器が求められるなかで高麗からやがて李朝へ、そして
我が国でも同じ長石釉の焼き物が造られるようになる。
萩、唐津、志の等が詫び茶の世界で用いられるに至る。

無常、哀れ、そして能に観られる幽玄。
あしたに紅顔、夕べに白骨。
夏草やつわものどもが夢の後DSCF0006.jpg
DSCF0007.jpg


志のの器に描く絵の具は鉄サビが似合う。とはいえそこには
カラフルな色はない。がゆえに織部の焼き物と同じ様に時に
目立ついろではない。
しかしさびの色は深い

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プロフィール

杉原大路

Author:杉原大路
1939年尾道市で産まれる
15才より倉敷市にて羽島焼故小河原虎吉、後に
丹波焼市野弘之に師事
北京市、人文大学、香港の出版社等より栄誉賞を受ける
曜変、滴珠、兔毫天目茶碗再現の鑑定証書を
北京故宮美術館呂済民館長ほか五名の国家鑑定家より受ける
鬼太鼓座代表松田惺山とのコラボレ-ション
現代美術作家とのグル-プ展日本陶芸展毎日新聞主催等に出品
日墺美術展倉敷市とウイ-ン出品
ウイ-ン、北京市倉敷市岡山市その他の美術館ギャラリ-等
で個展開催

インフォメーション
印賀焼:大路土窯 おろち陶芸同好会
鳥取県日野郡日南町印賀1438-10(旧大宮幼稚園)%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.239285,133.274098+(%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%9C%8C%E6%97%A5%E9%87%8E%E9%83%A1%E6%97%A5%E5%8D%97%E7%94%BA%E5%8D%B0%E8%B3%801438-10%EF%BC%88%E6%97%A7%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%B9%BC%E7%A8%9A%E5%9C%92%EF%BC%89)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%35.239285%%133.274098%%14
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